デジタル大辞泉 「多足」の意味・読み・例文・類語 た‐そく【多足】 1 足の数が多いこと。「多足類」2 不足などを補うもの。たしまえ。たし。「家賃の―にする考もあった」〈近松秋江・別れたる妻に送る手紙〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「多足」の意味・読み・例文・類語 た‐そく【多足】 〘名〙① 足の数の多いこと。また、そのもの。節足動物のヤスデ、ムカデ、ゲジの類をいう。※往生要集(984‐985)大文四「三無足二足、及以多足衆生中尊」※清原国賢書写本荘子抄(1530)六「予は也。我多足なるは天然の機関也」 〔宋史‐曹翰伝〕② 多く増し加えたもの。おぎないや助けとなるもの。補足。たしまえ。足尺(たしゃく)。足(たし)。※高野山文書‐(年未詳)(室町)九月三日・右中辨某奉南朝綸旨「而以彼所、相充他足云々」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報