夜声(読み)ヨゴエ

デジタル大辞泉 「夜声」の意味・読み・例文・類語

よ‐ごえ〔‐ごゑ〕【夜声】

夜に聞こえる声。夜中に高く響く声。
隼人はやひとの名に負ふ―いちしろく我が名はりつ妻と頼ませ」〈・二四九七〉

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精選版 日本国語大辞典 「夜声」の意味・読み・例文・類語

よ‐ごえ‥ごゑ【夜声】

  1. 〘 名詞 〙 夜に聞こえる声。夜ふけて聞こえてくる声。
    1. [初出の実例]「隼人の名に負ふ夜音(よごゑ)いちしろく吾が名は告りつ妻と恃(たの)ませ」(出典:万葉集(8C後)一一・二四九七)

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