夢合（読み）いめあわせ

精選版 日本国語大辞典

いめ‐あわせ ‥あはせ【夢合】

〘名〙 夢の意味を考えて解き明かすこと。

※書紀（720）仁徳三八年七月（前田本訓）「是を以て、時の人の諺(ことわさ)に曰はく、鳴(な)く牡鹿(しか)なれや、相夢(イメアハセ)の随(まま)に」

ゆめ‐あわせ ‥あはせ【夢合】

〘名〙 他人の見た夢について、吉凶を占うこと。また、その人。夢解き。夢判じ。いめあわせ。

※源平盛衰記（１４Ｃ前）一五「いか様(さま)にも末憑(たの)もしき事にこそと夢合(ユメアハセ)し給て」

出典　精選版 日本国語大辞典