大な顔(読み)おおきなかお

精選版 日本国語大辞典 「大な顔」の意味・読み・例文・類語

おおきな【大な】=顔(かお)[=面(つら)

① 無遠慮でいばった顔つき、態度
※俳諧・宗因七百韵(1677)「銭銀が宝じゃと云市の場〈保俊〉 大きな顔して所の目代〈定祐〉」
女難(1903)〈国木田独歩〉五「何ぞといへば女房まで世話をしてやったといふ、大きな面(ツラ)をして」
② 悪いことをしながら平気な顔つき、態度をとること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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