大びら(読み)オオビラ

デジタル大辞泉 「大びら」の意味・読み・例文・類語

おお‐びら〔おほ‐〕【大びら】

[形動][文][ナリ]大っぴら」に同じ。
芸者の方が―で、面倒臭くなくって」〈荷風つゆのあとさき

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精選版 日本国語大辞典 「大びら」の意味・読み・例文・類語

おお‐びらおほ‥【大びら】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「おおぴら」とも。「大開き」の意から ) むきだしで、人目をはばからないでするさま。遠慮のないさま。おおっぴら。おおべら。
    1. [初出の実例]「彼(かの)大通の大びらに銭金つかふを鈍漢(こけ)と譏(そし)り」(出典:洒落本・大通どらの巻(1785))

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