大中瀬村(読み)おおなかぜむら

日本歴史地名大系 「大中瀬村」の解説

大中瀬村
おおなかぜむら

[現在地名]竜洋町大中瀬

ぼうそう川中流域に位置し、西は小中瀬こなかぜ村。正保年間(一六四四―四八)以前に中瀬村が二村に分れたという(遠江国風土記伝)正保郷帳に村名がみえ、田一四二石余・畑三二石余。元禄郷帳では高一九五石余。領主変遷西平松にしひらまつ村に同じ。享保三年(一七一八)の高一九五石余(うち畑三二石余)、家数三一(うち本百姓二三・水呑百姓八)・人数一二〇、馬六、御林一(松林東西二〇〇間・南北三五間)、圦二・橋一(「川東三拾弐ヶ村村調書上牒」磐田市誌編纂室収集文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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