デジタル大辞泉
「大乗的」の意味・読み・例文・類語
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だいじょう‐てき【大乗的】
〘形動〙
※学生と
教養(1936)〈鈴木利貞編〉教養と
倫理学〈
倉田百三〉五「
東洋の禅や、一般に大乗的な
宗教の行為の決定に
形式の善をとって、
実質の善をとらないのもそのためなのである」
② 個人の
感情や
目先の小さな
利益にとらわれないで広い大きな立場から
事実を判断したり、それに対して行動したりするさま。大局的。
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈
長与善郎〉竹沢先生の
花見「小乗的にも大乗的にも、
本願を成就せずには苟も死にきれぬ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報