大勇は怯なるが如し(読み)タイユウハキョウナルガゴトシ

デジタル大辞泉 「大勇は怯なるが如し」の意味・読み・例文・類語

大勇たいゆうきょうなるがごと

蘇軾「賀欧陽少師致仕啓」から》真に勇気ある人は、むやみに人と争うようなことはしないから、一見おくびょう者に見える。
[類語]大賢たいけんなるが如し大知たいちは愚の如し大巧たいこうせつなるが如し大弁だいべんとつなるが如し良賈りょうこは深く蔵してむなしきが如し能ある鷹は爪を隠す上手の猫が爪を隠す飛鳥ひちょうつや其の首を

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精選版 日本国語大辞典 「大勇は怯なるが如し」の意味・読み・例文・類語

たいゆう【大勇】 は 怯(きょう)なるが如(ごと)

真に勇気のある者は、むやみに人と争わないから、ちょっと見ると臆病者のように見える。〔蘇軾‐賀欧陽少師致仕啓〕

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