大坂惣年寄(読み)おおさかそうどしより

精選版 日本国語大辞典 「大坂惣年寄」の意味・読み・例文・類語

おおさか‐そうどしよりおほさか‥【大坂惣年寄】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、北組、南組、天満組といわれた大坂三郷の各郷の惣会所で、各々の公務を取り扱った役人。多くは世襲で名誉職であったが、五役免除の特典と上荷役三〇〇艘、茶船二〇〇艘使用の特権を有し、また、べかぐるまの運上を収納した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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