大塩庄(読み)おおしおのしよう

日本歴史地名大系 「大塩庄」の解説

大塩庄
おおしおのしよう

現姫路市大塩町・高砂市北浜町きたはまちよう地区から姫路市別所町北宿べつしよちようきたじゆく小林こばやしを含む一帯に比定される。仁平四年(一一五四)八月に立券された安楽寿あんらくじゆ(現京都市伏見区)領の庄園(年月日未詳「安楽寿院領諸庄園所済注文案」宮内庁書陵部所蔵藤門雑抄所収安楽寿院古文書)。正安二年(一三〇〇)当庄は亀山上皇により京都南禅寺に寄付された(同年七月二五日「亀山上皇院宣案」南禅寺文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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