大多喜[町](読み)おおたき

百科事典マイペディア 「大多喜[町]」の意味・わかりやすい解説

大多喜[町]【おおたき】

千葉県南部,夷隅(いすみ)郡の町。大部分丘陵地で,夷隅川沿いの低地水田が開ける。中心市街は本多・松平氏の城下町として発達,明治以後,幹線鉄道からはずれて衰微。いすみ鉄道で外房,小湊(こみなと)鉄道で東京湾岸と連絡。昭和初期に開発された天然ガスとともに産出する地下かん水からヨードが製造される。タケノコシイタケイチゴなどを産する。129.87km2。1万671人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android