ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大将棋」の意味・わかりやすい解説
大将棋
だいしょうぎ
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…藤原明衡(あきひら)の《新猿楽記》(11世紀中ころ成立)にも将棋の語がある。12世紀初めころの編纂とされる歴史・習俗事典《二中歴》には〈将棋〉と〈大将棋〉が説明されている。これらは日本将棋の原型で〈将棋〉は9×9の升目の盤で現在の将棋から飛車と角行を除いたもの(図3),〈大将棋〉は13×13の升目の盤であり,双方の駒数合計は68枚13種類で,現在の将棋にない注人,奔車,飛竜,猛虎,横行,鉄将,銅将の駒がある(図4)。…
※「大将棋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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