大峰入(読み)おおみねいり

精選版 日本国語大辞典 「大峰入」の意味・読み・例文・類語

おおみね‐いり おほみね‥【大峰入】

〘名〙 修験者(しゅげんじゃ)大和国奈良県吉野郡大峰山に登って修行すること。修験道第一の行法で、陰暦四月八日にはいるのが通例熊野からはいるのを「順の峰入り」、吉野からはいるのを「逆の峰入り」という。みねいり。
説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)一三「おほみねいりの、山ぶしたちは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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