大島(山口県、日本海)(読み)おおしま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大島(山口県、日本海)」の意味・わかりやすい解説

大島(山口県、日本海)
おおしま

山口県中北部、日本海沿岸にある島。面積3.00平方キロメートル。萩(はぎ)市に属し、萩ノ大島ともいう。玄武岩台地で、集落は南岸に密集し、浜崎港との間に1日4便(夏季5便)の定期船がある。北長門(ながと)海岸国定公園に含まれる。藩政時代からの半農半漁村で、幕末には海上防備の番所や大砲台場が置かれた。平坦(へいたん)な台地の畑作は葉タバコやブロッコリーが多く、近海ブリイワシアジイカなどの好漁場。人口914(2009)。

三浦 肇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android