大巧如拙(読み)たいこう じょせつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大巧如拙」の解説

大巧如拙 たいこう-じょせつ

?-? 室町時代画僧
臨済(りんざい)宗。応永(1394-1428)のころ京都相国(しょうこく)寺にすむ。南宋(なんそう)(中国)の梁楷(りょう-かい),馬遠などの画法にならってあたらしい様式をひらき,室町時代の水墨画興隆の基礎をつくった。作品に「瓢鮎(ひょうねん)図」「王羲之書扇(おうぎししょせん)図」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android