大指(読み)オオユビ

デジタル大辞泉 「大指」の意味・読み・例文・類語

おお‐ゆび〔おほ‐〕【大指】

手足の、親指
「餅椀に、―の爪浸しに盛りて」〈仮・仁勢物語・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「大指」の意味・読み・例文・類語

おお‐ゆびおほ‥【大指・拇指】

  1. 〘 名詞 〙 手足の指のうちで、もっとも太い指。おやゆび。おおよび。おおおよび。
    1. [初出の実例]「大きなること拇指(オホユビ)のごとし」(出典:大般涅槃経治安四年点(1024)八)

大指の語誌

→「おやゆび(親指)」の語誌


おお‐およびおほ‥【大指】

  1. 〘 名詞 〙 おやゆび。おおゆび。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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普及版 字通 「大指」の読み・字形・画数・意味

【大指】たいし

大体の要旨。〔史記伝〕(あん)老の言を學ぶ。官を治め民を理(をさ)め、靜を好み、丞を擇びて之れに任ず。其の治、大指を責むるのみ。

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