大揉(読み)おおもめ

精選版 日本国語大辞典 「大揉」の意味・読み・例文・類語

おお‐もめ おほ‥【大揉】

〘名〙
意見相違などで大きな争いごとがおきること。また、その争い。
滑稽本浮世床(1813‐23)二「あの子のことでもたびたび大(オホ)もめが有たのよ」
② (「もめ」は出費の意) 多額の費用をかけること。大変な出費がかさむこと。
浮世草子・当世乙女織(1706)四「いろいろの手を尽し、美をかざりぬる大もめ、年中のせほろぼし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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