百科事典マイペディア 「大月[市]」の意味・わかりやすい解説 大月[市]【おおつき】 山梨県東部の市。1954年市制。大部分は秩父山地によって占められ,南部を桂川が東流。中心市街は郡内地方の一中心で,古くから甲斐絹(かいき)を産し,合成繊維工業も盛んであったが,減少している。近年は電気機器,一般機器工業が盛んになり,市の製造品出荷額の67%(2003)を占めている。サツマイモ,ダイコン,米を産し,畜産,養蚕が盛ん。中央本線と富士急行の分岐点をなし,中央自動車道が通じて東京への通勤者も増加している。猿橋,笹子(ささご)トンネルがある。桂川のアユ釣は有名。280.25km2。2万8120人(2010)。→関連項目郡内騒動 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報