大森八幡神社(読み)おおもりはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「大森八幡神社」の解説

大森八幡神社
おおもりはちまんじんじや

[現在地名]湯来町伏谷

上伏谷かみふしだにとの境近くにあり、背後に深い社叢をもつ。祭神は応神天皇ほか。「佐伯郡誌」によれば、用明天皇二年に当村の野村佐右衛門が宇佐八幡宮(現大分県宇佐市)より勧請したことに始まるという。旧村社。正徳五年(一七一五)の「芸州佐伯郡寺社」(「佐伯町誌」所収)に「一大森八幡宮、壱社、但し上伏谷・下伏谷集り合之氏神、右神体阿弥陀、凡年数当年迄千歳余ニ罷成申候、其外縁記由来申伝無御座候」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android