精選版 日本国語大辞典 「大業」の意味・読み・例文・類語
たい‐ぎょう ‥ゲフ【大業】
〘名〙
※凌雲集(814)序「魏文帝有レ曰、文章者経国之大業、不朽之盛事」
② 古代・中世における令制の官人登用試験制度の下で、文章(秀才・進士)・明経・明法・算などの諸道の最終試験を受験すること。また、その試験に合格すること。また、その人。特に、文章得業生が宣旨によって対策に応じ、方略策を献ずることにいう場合が多い。
※類聚符宣抄‐九・承平五年(935)八月二五日文章博士大江維時同朝綱奏請令橘直幹奉方略試状「蒙二綸言一対策者、滋野良幹〈略〉等是也、又散位三統理平、依二博士之挙一成二大業一」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報