大気津比売神・大宜津比売神(読み)おおげつひめのかみ

精選版 日本国語大辞典 の解説

おおげつひめ‐の‐かみ おほげつひめ‥【大気津比売神・大宜津比売神】

古事記」にみえる食物の神。須佐之男命に殺された時、その死体から種々の穀物が生じたので、神産巣日神(かみむすひのかみ)が、これを取らせて種としたという。倉稲御魂命(うかのみたまのみこと)と同神ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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