大江杣(読み)おおえのそま

日本歴史地名大系 「大江杣」の解説

大江杣
おおえのそま

領域は現西京区大枝・大原野山間部にわたっていたと思われる。「忠富王記」に引用する明応五年(一四九六)一二月二九日付綸旨に「御料所山城国大江杣灰方郷荒野新田事」とあることから、灰方はいがた荒野新田こうやしんでん(現西京区)を含み、室町期には禁裏御料で、修理職領に属していたと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android