大津彦五郎(読み)おおつ ひこごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大津彦五郎」の解説

大津彦五郎 おおつ-ひこごろう

1838-1861 幕末武士
天保(てんぽう)9年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。幕府から返納を命じられた「戊午(ぼご)の密勅」の処理をめぐり藩論が二分した際,返納反対をとなえ攘夷(じょうい)のための軍資金をあつめる。藩にとがめられ,文久元年5月16日獄中で絶食死。24歳。名は之綱。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android