大津海岸トイトツキ浜原生花園(読み)おおつかいがんといとつきはまげんせいかえん

日本歴史地名大系 の解説

大津海岸トイトツキ浜原生花園
おおつかいがんといとつきはまげんせいかえん

豊頃町打内うつないと十勝郡浦幌うらほろ町ヌタベツトにかけての、太平洋に面する海岸砂丘上に自生する植物群落。昭和三〇年(一九五五)四月の大津村が豊頃町など三町へ分割編入され消滅した際に村域分割の境界上に当たっていたため、その保護と学術上の評価が求められ、同三六年から学術調査が行われ、豊頃町の申請に基づき同三八年六万三一三一平方メートルが大津海岸トイトツキ浜野生植物群落として北海道の天然記念物に指定された。同五〇年に指定地域の一部が解除されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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