大滝 愛子(読み)オオタキ アイコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「大滝 愛子」の解説

大滝 愛子
オオタキ アイコ


職業
振付師 バレリーナ

専門
クラシックバレエ

肩書
バレエ・アート・オブ・カーネーギーホール・イン・トウキョウ主宰,宝塚歌劇団教師

生年月日
昭和3年 5月20日

出生地
千葉県

学歴
東京女高師体育科〔昭和20年〕中退

経歴
無声映画の弁士だった父の勧めで、当時ロシアから亡命して鎌倉に移り住んでいた世界的バレリーナ、エリアナ・パヴロワに弟子入り。昭和20年大滝バレエ研究所を開設、21年から小牧正英バレエ団でプリマとして活躍。26年「カルメン」で創作活動を開始。28年ニューヨークのカーネギーホールのバレエ・アート・スクールへ留学し、帰国後バレエ教室を開く。のち宝塚歌劇団に請われ、踊りと振付けの指導も行った。主な創作作品に「赤と黒」「藤紫調べ」「スカーレット・その愛」などがある。

所属団体
バレエ・アート・シアター

受賞
ニムラ舞踊賞(第17回)〔平成7年〕「赤と黒」

没年月日
平成19年 10月31日 (2007年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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