大番衆(読み)オオバンシュウ

デジタル大辞泉 「大番衆」の意味・読み・例文・類語

おおばん‐しゅう〔おほバン‐〕【大番衆】

鎌倉時代大番役勤務の武士たち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大番衆」の意味・読み・例文・類語

おおばん‐しゅうおほバン‥【大番衆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおばんしゅ」「おおばんじゅう」とも )
  2. 平安・鎌倉時代、大番役を勤めた諸国の武士。
    1. [初出の実例]「大番衆がとどめかねたりし強盗六人」(出典:平家物語(13C前)四)
  3. 江戸幕府の軍事組織の職員大番頭(おおばんがしら)の下で大番を勤めた。
    1. [初出の実例]「大番衆たけき心も花薄〈西鶴〉 宿札のこる夢のふる里〈益友〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)第一〇)

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