大発作(読み)ダイホッサ

デジタル大辞泉 「大発作」の意味・読み・例文・類語

だい‐ほっさ【大発作】

強直間代発作

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大発作の言及

【癲癇】より

…部分発作から二次的に全般化する発作は,本来の全般発作から区別され,あくまでも部分発作から発展する型とされる。(1)全般強直間代発作 大発作grand mal(フランス語)のことで,癲癇発作の約50%を占める。突然意識を失って転倒し,約20秒間の強直性全身痙攣(上肢屈曲位,下肢伸展位を示す強直期)と約40秒間の間代性全身痙攣(間代期)をきたす。…

【脳波】より

…10秒前後のあいだ意識が一過性に消失する小発作では,棘波(きよくは)と徐波とが交互に約3Hzの周期で繰り返す。全身の痙攣(けいれん)とともに突然意識を失う大発作では,高振幅の棘波が連続して現れ,そのあと引き続いて徐波が脳全体に現れる。朦朧(もうろう)状態を起こす精神運動発作では側頭葉に棘波が現れる。…

※「大発作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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