大百足(読み)おおむかで

精選版 日本国語大辞典 「大百足」の意味・読み・例文・類語

おお‐むかで おほ‥【大百足】

〘名〙
① 節足動物オオムカデ目に属する動物の総称体長四~一三センチメートルとムカデ類の中では最も大形で、人の目に触れやすい。石や倒木の下などにすみ、夜出歩く。あご毒腺があり、クモ昆虫などをかみ殺して食べる。日本には日本最大種のオオムカデなど約二〇種がいる。
② オオムカデ科のムカデ。体長約一〇センチメートルに達する。オオムカデのほかトビズムカデアオズムカデの二亜種がいる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「大百足」の解説

大百足(おおむかで)

日本各地に伝承が残る巨大なムカデの妖怪。特に滋賀県近江国では、俵(藤原)藤太がこれを退治した伝説が知られている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android