大目秋色(読み)おおめ しゅうしき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大目秋色」の解説

大目秋色 おおめ-しゅうしき

1669-1725 江戸時代前期-中期俳人
寛文9年生まれ。江戸の人。夫の寒玉とともに榎本其角(きかく)にまなぶ。宝永4年其角の遺稿集「類柑子(るいこうじ)」を,正徳(しょうとく)3年追善集「誹諧(はいかい)石なとり」を刊行。秋色がよんだ江戸上野の桜は秋色桜とよばれている。享保(きょうほう)10年4月19日死去。57歳。本姓小川か。名はあき,お秋。別号に菊后亭。
格言など】井戸端の桜あぶなし酒の酔(「江戸砂子」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android