大石忌(読み)オオイシキ

デジタル大辞泉 「大石忌」の意味・読み・例文・類語

おおいし‐き〔おほいし‐〕【大石忌】

大石内蔵助良雄)の命日である3月20日に行われる行事。「仮名手本忠臣蔵」の七段目「祇園一力茶屋の場」で知られる茶屋一力亭で行われる。 春》

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精選版 日本国語大辞典 「大石忌」の意味・読み・例文・類語

おおいし‐きおほいし‥【大石忌】

  1. 〘 名詞 〙 毎年三月二〇日(陰暦二月四日)、赤穂義士忌日に、京都祇園の万亭(一力)で営む法会。この万亭で、大石良雄が遊興したと伝えられており、当日、義士遺墨遺品などを展覧し、菜飯田楽を供え、参拝者に蕎麦(そば)抹茶をもてなす。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「叔父の僧姪の舞妓や大石忌」(出典:鷹(1938)〈松本たかし〉)

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