大磐石・大盤石(読み)だいばんじゃく

精選版 日本国語大辞典 「大磐石・大盤石」の意味・読み・例文・類語

だい‐ばんじゃく【大磐石・大盤石】

〘名〙
① 非常に大きな岩。
※九冊本宝物集(1179頃)八「大海の水を忉利天にけあげて、大磐石をなげてをめきたるとき」 〔廬山記‐総敍山〕
② 物の堅固で動かないこと。どっしりしていて丈夫なもののたとえ。
※百座法談(1110)三月二四日「かれにくらぶれば大ばん石のやうになむあるべき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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