大簇・太簇(読み)たいそう

精選版 日本国語大辞典 「大簇・太簇」の意味・読み・例文・類語

たい‐そう【大簇・太簇】

〘名〙
① 中国音楽十二律の第三律。日本十二律の平調(ひょうじょう)に相当する。〔礼記月令
② 陰暦一月の異称。たいぞく。
異制庭訓往来(14C中)「委細略筆候。恐々謹言。大簇七日」

たい‐ぞく【大簇・太簇】

〘名〙 (「ぞく」は「簇」の慣用音) 陰暦一月の異称。たいそう。〔伊京集(室町)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android