大藤藤三郎(読み)おおふじ とうさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大藤藤三郎」の解説

大藤藤三郎 おおふじ-とうさぶろう

1845-1921 幕末-明治時代の漬物商。
弘化(こうか)2年生まれ。御所大膳寮につとめる。慶応年間に京都特産の聖護院蕪菁(しょうごいんかぶら)と壬生菜(みぶな)をもちいて千枚漬け試作当初は発酵法によったが,維新後,酢漬け法を開発し,漬物屋大藤(だいとう)をひらいた。大正10年6月6日死去。77歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android