大衡(村)(読み)おおひら

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大衡(村)」の意味・わかりやすい解説

大衡(村)
おおひら

宮城県中部、黒川郡にある村。北西部の丘陵地王城寺原(おうじょうじはら)はかつては旧陸軍の演習場で、第二次世界大戦後、一部は開拓者が入植したが、そのほか陸上自衛隊が使用している。仙台市と大崎(おおさき)市の中間に位置し、村の中央部を東北自動車道(大衡インターチェンジがある)、国道4号、457号(羽後街道)が南北に縦貫している。米作を中心として、花卉(かき)など園芸農業が盛んである。また、仙台北部中核工業団地が建設され、さらに仙台北部中核テクノポリスの最重点整備地区となり、先端技術産業が進出している。面積60.32平方キロメートル、人口5849(2020)。

[境田清隆]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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