大警視(読み)だいけいし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大警視」の意味・わかりやすい解説

大警視
だいけいし

旧東京警視庁および警視局におかれた官職。 1874年1月 15日旧東京警視庁創設とともに,警視長もとで,小警視,警部巡査を総摂し,警視長長期不在のときは,その事務を代理することを任として設けられた。同年 10月 15日警視長が廃されると,本庁を統括する首位の官職となった。初代大警視は川路利良。 77年1月 11日旧東京警視庁が廃庁となり,新たに警視局が設置されたのちも,同局長の職制として残置されたが,81年1月 14日警視庁が設けられるに及んで警視総監 (→警察本部長 ) と改称された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android