大錦旛(読み)だいきんばん

精選版 日本国語大辞典 「大錦旛」の意味・読み・例文・類語

だい‐きんばん【大錦旛】

〘名〙 明治四二年(一九〇九制定登極令規定により、即位の礼の当日、紫宸殿の南庭に立てるにしきの旗。五彩瑞雲の錦に頭八咫烏(やたがらす)形をぬいとりしたものと、同じ錦に霊鵄(れいし)形をぬいとりしたものの二旒(りゅう)があり、頭八咫烏形は、左近の桜の南、日像纛旛(とうばん)の次に、霊鵄形は、右近の橘の南、月像纛旛の次に立てる。

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