精選版 日本国語大辞典 「大雁塔」の意味・読み・例文・類語
だい‐がんとう ‥ガンタフ【大雁塔】
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…玄奘を大慈恩寺三蔵法師とよぶのは,そのためであり,玄奘の高弟の窺基は,この寺で法相宗を広めたので,慈恩大師とよばれる。玄奘が将来した経典と仏像を収めるために5層の塼塔を建てたが,8世紀初頭に高さ64mの7層の塔に改修され,〈大雁塔〉と称されて現存し,史都西安のシンボルとなっている。褚遂良(ちよすいりよう)が書いた太宗撰の〈大唐三蔵聖教序〉と高宗撰のその序記との1対の碑は,元来は5層塔の上層に安置されたが,今は7層塔の第1層の南門の左右の龕にはめこまれている。…
※「大雁塔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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