大露地(読み)おおろじ

精選版 日本国語大辞典 「大露地」の意味・読み・例文・類語

おお‐ろじおほロヂ【大露地・大路次ジ】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 広い露地(ろじ)
    1. [初出の実例]「蟇(ひきがへる)は大路次のどぶっぱたにいくらもゐらア」(出典:洒落本・客衆一華表(1789‐1801頃)富岡之套)
  2. [ 2 ] 江戸時代大坂岡場所一つ。現在の西区北堀江近辺にあった。
    1. [初出の実例]「大路次は此所の古地にて濫觴の所なれど」(出典:洒落本・浪花色八卦(1757)宝卦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android