天に跼り地に蹐む(読み)あめにせくぐまりつちにぬきあしにふむ

精選版 日本国語大辞典 「天に跼り地に蹐む」の意味・読み・例文・類語

あめ【天】 に 跼(せくぐま・せかがま)り地(つち)に蹐(ぬきあしにふ)

(「詩経小雅」の「謂天蓋高、不敢不一レ局。謂地蓋厚、不敢不一レ蹐」から) 天地の間に小さくなって、恐れ慎むさまにいう。天(てん)に跼(せくぐま)り地に蹐(ぬきあし)す。
書紀(720)推古一五年二月九日(北野本訓)「曩者(むかし)我が皇祖(みおや)天皇(たち)の世を宰(をさ)めたまへること、天に跼(セクグマ)り地に蹐(ヌキアシニフ)みて、敦(あつ)く神祇を礼びけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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