天の与うるを取らざればかえってその咎めを受く(読み)てんのあたうるをとらざればかえってそのとがめをうく

精選版 日本国語大辞典 の解説

てん【天】 の 与(あた)うるを取(と)らざればかえってその咎(とが)めを受(う)

(「史記‐淮陰侯伝」の「天与弗取反受其咎、時至不行反受其殃」による) 天の与えるところのものは取るように定められたものであるから、取らないとかえって災いを招くことになる。
平家(13C前)五「天のあたふるをとらざれば、かへて其とがをうく、時いたっておこなはざれば、かへて其殃をうくといふ本文あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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