天の羽衣撫ず(読み)あまのはごろもなず

精選版 日本国語大辞典 「天の羽衣撫ず」の意味・読み・例文・類語

あまの【天の】 羽衣(はごろも)(な)

非常に長い時間が経過することのたとえ。天人百年一度ずつ四〇里四方の石を羽衣で撫で、それでもその石がすり減ってなくなってしまうよりもっと長い時間をいう。
拾遺(1005‐07頃か)賀・二二九「君が世はあまのは衣まれにきてなづとも尽きぬいはほならなん〈よみ人しらず〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android