天下は天下の天下、一人の天下にあらず(読み)てんかはてんかのてんかひとりのてんかにあらず

精選版 日本国語大辞典 の解説

てんか【天下】 は 天下(てんか)の天下(てんか)、一人(ひとり・いちじん)の天下(てんか)にあらず

  1. 国家は国民全体の共有のものであるから、君主一人が思うままにしてよいものではない。
    1. [初出の実例]「天下非一人之天下、乃天下之天下也 てんかハイチジンノテンカニアラズ、イマシテンカノテンカナリ」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. [その他の文献]〔六韜‐文師〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android