天光(読み)テンコウ

デジタル大辞泉 「天光」の意味・読み・例文・類語

てん‐こう〔‐クワウ〕【天光】

太陽ひかり日光
赤砂糖一種甘味が強く、黒砂糖よりやや上質。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天光」の意味・読み・例文・類語

てん‐こう‥クヮウ【天光】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日のひかり。日光。
    1. [初出の実例]「天光暗無色、楼月待難至」(出典:性霊集‐一(835頃)納涼房望雲雷)
    2. 「パウロの信は、其のダマスコ途上驚絶の天光に接したるより湧き出でたり」(出典:予が見神の実験(1905)〈綱島梁川〉)
    3. [その他の文献]〔江淹‐詣建平王上書〕
  3. 砂糖の一種。赤っぽく、黒砂糖よりやや上等のもの。
    1. [初出の実例]「天光(テンクヮウ)ばかりぢゃござりませぬ。味淋で煑ますから違ひます」(出典歌舞伎・鴫立沢雪の対面(雪の対面)(1863))

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