天明風(読み)てんめいぶり

精選版 日本国語大辞典 「天明風」の意味・読み・例文・類語

てんめい‐ぶり【天明風】

〘名〙 江戸時代天明一七八一‐八九)の頃、唐衣橘州・四方赤良朱楽菅江など江戸狂歌師によって樹立された狂歌格調。軽快な機知と、自由奔放なよみぶりが特徴天明調
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉六「天明(テンメイ)ぶりの狂哥の徳でいんがうな借金とりや質屋の心をやはらげた事もたびたびだは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android