天狗物(読み)テングモノ

デジタル大辞泉 「天狗物」の意味・読み・例文・類語

てんぐ‐もの【天×狗物】

能で、天狗をシテとする曲。「善界ぜがい」「車僧くるまぞう」「大会だいえ」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天狗物」の意味・読み・例文・類語

てんぐ‐もの【天狗物】

  1. 〘 名詞 〙 能楽での分類一つ切能物(きりのうもの)の中で、天狗をシテとする「車僧(くるまぞう)」「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」「善界(ぜがい)」など。これらの能の後ジテ大癋見(おおべしみ)の面をつけるので、大癋見物ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android