天神戸村(読み)てんじんどうむら

日本歴史地名大系 「天神戸村」の解説

天神戸村
てんじんどうむら

[現在地名]根尾村天神堂てんじんどう

長嶺ながみね村の北に位置し、根尾西谷ねおにしたに川左岸山麓に集落がある。越前へ抜ける街道に沿う。村名は上野いわのに鎮座する渡唐ととう天神社に由来し、天神堂村とも書き、「てじんどう」と言い習わされている。正保郷帳によれば田五石余・畑六九石余・紙桑木高三六石余・山年貢一〇石余。寛文一二年(一六七二)名寄帳(天神堂区有文書)によれば、綿代米八斗余・紙代米一石余・柿渋代米などを上納

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android