天迦久神(読み)あめのかくのかみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天迦久神」の解説

天迦久神 あめのかくのかみ

古事記」にみえる神。
大国主神(おおくにぬしのかみ)のもとに派遣される使者として,天尾羽張神(あめのおはばりのかみ)がつかわされることを同神につたえにいった神。天尾羽張神は,自分の代わりに子の建御雷神(たけみかずちのかみ)をさしだした。迦久は鹿児(かこ)の意で鹿の神といわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android