太安梵守(読み)たいあん ぼんしゅ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「太安梵守」の解説

太安梵守 たいあん-ぼんしゅ

1407-1482 室町時代の僧。
応永14年生まれ。曹洞(そうとう)宗。越後(えちご)(新潟県)耕雲寺の徳岳宗欽(とくがく-そうきん)の法をつぐ。能登(のと)(石川県)総持寺にのぼり,ついで耕雲寺の住持となる。のち伊達持宗にまねかれて嘉吉(かきつ)元年開創の陸奥(むつ)梁川(やながわ)(福島県)輪王寺(現在は仙台市)の開山(かいさん)となった。文明14年7月5日死去。76歳。大和(奈良県)出身。俗姓和田

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android