太平雪(読み)タビラユキ

デジタル大辞泉 「太平雪」の意味・読み・例文・類語

たびら‐ゆき【太平雪】

《「だひらゆき」とも》薄くて大片の雪。春の淡雪。だんびら雪。かたびら雪。
うぐひすの音に―降る/凡兆」〈猿蓑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「太平雪」の意味・読み・例文・類語

たびら‐ゆき【太平雪】

〘名〙 (「だひらゆき」「だびらゆき」とも) 春先に降る淡くて大きな雪片の雪。だんびら雪。かたびら雪。《季・春》 〔名語記(1275)〕
※俳諧・鷹筑波(1638)四「声なふて空行鷺や太平雪(ダヒラゆき)〈政之〉」

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