太煮(読み)ふとに

精選版 日本国語大辞典 「太煮」の意味・読み・例文・類語

ふと‐に【太煮】

〘名〙
① 太く切って煮ること。また、そのもの。
※鈴鹿家記‐応永元年(1394)一二月一日「くきかます大根ふと煑」
ナマコなどの干したものの両端を切り、中にヤマノイモを入れたり、丸のままたれ味噌で煮たりした料理
※大草殿より相伝之聞書(16C中か)「ふとにりうりの事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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